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石川県白山市の酒の宮崎のブログ

奥能登の白菊、谷泉と天狗舞、手取川、菊姫などを販売しています。

谷泉 直蔵(なおぞう) 全国新酒鑑評会金賞酒



谷泉 直蔵(なおぞう) 全国新酒鑑評会金賞酒 720ml4725円です。
 山田錦35%精米
このお酒は、2~3年前の受賞酒を蔵元にてー3度で瓶貯蔵したものです。

瓶詰め日付 が21年5月でしたので、1本飲んでみたのです。
 先日ののど自慢の特別賞を頂いた記念に夫婦で金賞酒でも飲もうってことになりました。

お酒は、言う事はなく、完璧なおいしさで、
2日で空っポッポになってしまいました。

どの蔵のお酒も、720ml5000円クラスになると、おいしいに決まってます。
天狗舞、手取川、菊姫、常きげん、宗玄など、やはり有名どころのお酒はこのクラスのお酒がしっかりしていますが、谷泉さん、白菊さん、大日盛さん、長生舞さん、御所泉さん、などなど、無名でも本当は、どの蔵も最高峰は大きな差はないんです。


さて、のど自慢なのですが、
小出しに言いますが、今回の応募は、
私は断ったのですが、妻が勝手に、二人の名前で応募していた事が判明、予選出場の切符をもらったのが、本番の二週間ほど前でした。

妻は、知っていました。私が断ったのですが、それでも、私が出てくれる事を。


本番では、言いませんでしたが、今回出場するわけは、
新潟に住み、ガンと戦う母に、元気な姿を見せたかったのも理由でした。
私の母は、私が小学校高学年の時に一回目のガン摘出手術をし、
その後、3回のガン切除を行い、そして、今も抗がん剤を週に一度打ちながら、それでも、非常に元気に生きています。

年に一回は、顔を見ていますが、それでも、
母はもともと「歌」が好きな人でしたので、私の姿を見せたかったのでした。


本番後すぐに電話ががかり、「病気の痛みも忘れるよ」と言われ、私も出てよかったのでした。

こういう話は、実は、NHKさんともしていたのですが、
病気の母を前面に出すのか?地酒の宣伝を前面に出すのか?を協議した結果、
地酒をアピールする事にしたのでした。


特別賞を受賞したとき、私のところにマイクが回ってきたのですが、
後で思うと、あのマイクには「お母さんありがとう」と言うべきだったのですが、
私のところに、マイクが来るなど思ってもいなく、何にも考えていなかった私は、何もいえなかったのでした。


予選250組の中から、20組が本選に出るのですが、
あの場に仲間には、それぞれの物語があって、出るべき人間が出ていたのでした。

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