成政酒造(富山県)の杜氏さんです
本日昼ごろ、わざわざ富山県から、当店にまで顔を出してくださいました。
成政酒造さんのお酒は4年ほど前から置いてます。
普通に上撰クラスが味のある酒だ、とそんな印象から置き始めたのでした。
ところが、置いたのはいいけど、売れなくて、成政そのものの取り扱いをやめようと、思い、売れ残りの酒を飲んでみて、
やっぱり、この味は 当店には必要だと再認識した経緯があります。
富山県のお酒と言えば、
「立山」です。
かつては、
立山 は 端麗辛口 と言う言葉ととも都会を中心に大ヒット
そして、
富山県のお酒は全体的に、立山のお酒を真似るように、端麗辛口へとシフトしていったのでした。
テレビゲームで言うと、
かつてドラゴンクエストが流行したとき、「ドラゴンクエストもどき」が巷にあふれたのににているように思います。
成政酒造さんは、そんな中で、やはり立山と同じ方向のお酒を造っていましたが、
いつの頃からか?知りませんが、
端麗辛口 ではない、「立山の真似」ではない酒を造るように、なって来ました。
杜氏さんと以前にもお話はした事がありましたが、
「お酒のお化粧」と言う言葉を使います。
成政酒造さんのお酒は、基本的にすっぴん勝負です。
よくも悪くも、出来たお酒の味を生かす。
お化粧とは、活性炭によるろ過を主に指します。
実は、成政酒造さんのお酒は 万人受けしないのです。
お酒の味がしっかりしますから。
上撰と純米酒 が当店の現在の品揃えです。
純米酒ですが2~3年寝かせて、しっかり熟成させています。
で、今日は成政のカップでも飲みましょう。
一旦やめようと思った「成政」ですが、今後も細々、売っていきます。
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