ブラインドテスト
一つは、当店取り扱いの満寿泉マス印1.8L1,940円
もう一つはマルヒ、小松地区のとあるお酒1.8L1980円です
同じ価格帯のお酒を比べました。
ちなみに小松地区には4つの酒蔵があります。
当店では、小松地区のお酒を扱っていないのですが、もしおいしかったら、扱ってみようとの思いで飲んだのです。
結論は、マルヒ、という事で銘柄を明かしていない事からも分かるかと思います。
常温、お燗で満寿泉が勝りました。
満寿泉のほうが、圧倒的に香り、味わいが勝っていました。
後味の渋みも勝ってました。
小松地区のとあるお酒も悪くは無いのですが、今回は見合わせました。
ちなみに、お酒は、小松地区の小さな酒屋さんをテキトーに探して、選んできました。
満寿泉は薄く茶色の色が付いていました。
今のところ、私は色がついているお酒が好きですね。
本当に、どちらが上とかじゃなくて、個人的に、満寿泉のほうが好きだっただけです。今日飲んだお酒もスッキリしていて、これはこれでいいのです。
濾過の関係です。濾過をシッカリすれば、色も透明に近づくのですが、味わいも透明っぽい薄っぺらいものになるのですね。
と言うわけで、満寿泉の低濾過の味わいは圧倒的で、美味しかったです。
いずれは、小松地区の4種類全てをを飲む予定です。
まだまだ、私には勉強が足りません。
私の場合、全ての蔵の全てのお酒を飲む必要なんて無いのです。
私の専門は晩酌酒クラスだと勝手に定義しているので、既に味を分かっている蔵も含めるとそんなに多くの蔵を飲まなくてもいいのです。
未開拓でどの酒屋も手を出していない、本醸造クラスの専門店、面白いとは思うのです。
高級酒ばかり、力を入れている蔵とそうでない蔵を見極めて、より庶民の力になろうとしている蔵のお酒を販売しなければなりません。
とある蔵では、「2,000円以下はお酒ではない」と断言する経営者もいました。
これは私の考えです。「2,000円以下がおいしく、地元の人の事を考えない蔵は、高級酒なんてつくれるはずがありません」
日本酒がココまで冷え込んできて、活路を見出したい気持ちは同じです。
どの蔵がキライとかではなく、日本酒がもっと庶民権を得られる事を願っているだけです。
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