忍者ブログ

石川県白山市の酒の宮崎のブログ

奥能登の白菊、谷泉と天狗舞、手取川、菊姫などを販売しています。

小さな蔵のしぼりたてが旨い

はい。結論です。
小さな蔵のしぼりたてと言うのは、本当に少量生産なんです。そして旨いのです。

一方大きな蔵のしぼりたて
と言うものは、有る程度の量が市場に出回ります。
当然メーカーとして、大きな流通量となればなるほど、品質の責任が重く肩にのしかかってきます。
販売店さんもいろいろありますし、5℃で管理のところ、2℃のところ、10℃、常温放置。など
また、販売期限も1週間とか3ヶ月とか1年とか、これも店によってさまざまです。
大手になればなるほど、メーカーさんはお酒の管理を末端まで行うのは難しくなります。

そこで、大手さんは、「間違いのない酒」温度が高かろうが、期間が長かろうが、丈夫なお酒を作るのです。

それに対し、小さな蔵元は、もちろん責任があるのですが、無理な出荷をせず、売れる分だけ、管理の行き届いたお店に、「味が変化しやすい」お酒を作るのです。

「味が変化しやすい」という事は、それだけデリケート→旨い
と言う事を用意に想像できるか?と思います。

天狗舞の無濾過 であり
明日、入荷の有磯曙 しぼりたて生原酒 利右ェ門 であり
成政 純米しぼりたて であり
奥能登の白菊の活性にごり であるのです

冷蔵技術の発達、配送技術の発達により、蔵で飲むかのようなお酒が多く出回るようになりました。

と言うわけで、大手さんの「しぼりたて」も良いのですが、
それ以上に、小さな蔵の「しぼりたて」もお試し下さい。
 はい。小さな蔵は結構チャレンジャーですよ。そこに驚きの味があるのです。

というわけで、(明日入荷)有磯曙生原酒 利右ェ門 
こちらうすにごり、微発泡です。
そしてフルーティーです。(本年度バージョンはまだ飲んでませんけど)
またご案内すると思います。

今回も大胆に24本も発注してしまいました。また戦いが始まります。

なぜ?しぼりたてを力を入れるか?
しぼりたてが一番訴求力があるからなんです、しぼりたてを飲んでいただき、こういう蔵もあるんだと理解していただく。その蔵その蔵のファンになっていただくためのツールです。
お店では「だから小さい蔵は違うんだ」と言う理由がハッキリしておりますので、売るしかありません。

その昔ですが、当店のメインの蔵ですが、この蔵だって、「爆発するお酒」を作っていた事がありました。
今は蔵も生産数も比較的大きくなり、大手の責任として、危険なお酒は作らなくなりました。
父親曰く
「○○○のにごり、昔、うまかったげんぞ。」
「爆発したけどな」
「クレームあったんやろ~な」
「もう作ってないんやわ」

分かりますか?大手の責任と小さいもののチャレンジ精神

拍手[0回]

PR