物価が上昇していると言われるが実は…
2004年4月の出来事です。
何があったか覚えていますか?
消費税の内税表示すなわち、総額表示が義務付けられたのがこのときでした。
身近な例を挙げると、
「ほうれんそう」
その昔、消費税が導入される前は、例えば198円でした。
消費税が外税表示すなわち、別に表示している時は198円+10円=合計208円でした。
そのあと数年、2004年からですね。
一旦はほうれん草は「208円」と表示するところがほぼ半数はあったのですが、数ヶ月のうちに、ほうれん草は「198円」となったのでした。
5%(消費税分)はどこへいったのでしょうか?
私は知っております。
一つは消費者の知らないところでばれないように、グレードランクが下がっております。
一つは、この5%を負担した分、他の商品でさりげなくばれないように上乗せしております。
あるいは、大きなお店は、下請けに値引き交渉をして、下請けが損をする場合もあります、。
あるいは比較的小規模のお店では、お店側が5%負担すなわち、5%利益をへらしているのでありました。
昨今の物価高とは言いますが、値上げの時ばかり騒いでおりますが、2004年の物価5%下降の時には一切騒ぎませんでしたね。
と言うわけで、確かに物価は上昇しているものの、バブルの時よりはそれでも物価は上昇していないのでした。私はバブルの時は学生でしたので、この言葉には責任はもてませんけれど。
で、どうか値上げを受け入れてください。とは思うのです。
数年前に一度我々消費者は5%引きと言う恩恵を受けているのは事実ですから。
まだ例を挙げると、家電製品などですと。20790円(税込み)と言う表示は見ないけれど19800円(税込)と言う表示は見かけますね。
私は個人的にはこの総額表示には反対しておりました。
で将来ですが、消費税が10%とかになっても、実質10%は物価は上がりませんから。お店、下請けにとっては厳しいですが、消費者には有利になっていると思います。
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