赤字販売
「水2L100円」の商品を50ケース仕入れました。
コレなら、お客さんも当店を安い店だと判断してくれるだろう、と言う宣伝の意味で仕入れたのでした。
ところが……当店のライバルである某大型店で83円で売っておりました。
私も小さなお店ですが、意地とプライドがありますので、黙って引き下がれません。という事で83円に値下げする事にしました。ライバル店舗なのですよ。
はい。赤字です。でもここで100円で売っていては競争に負けるのは明らかです。
つらいですね。仕入れ価格が違うという事。
大きなお店と小さなお店とでは仕入れ価格が違うのです。
消費者にもこの事分かって欲しいですね。
それでも地域の人々は「儲かっていいねぇ」と言います。
これはお父様に感謝なのです。比較的安定した財務基盤を作ってくれて、私にほぼ譲渡してくれたのです。
明日の資金繰りを心配しているお店でしたら、動く事も攻める事もできません。
父親に恩返しすべく、動いております。
先日お客様が言いました。
私「ホントに赤字なんですって、良かったら伝票見せましょうか?」
と言いましたが。鼻で笑っておりました。仕入れ伝票を見てくれません。
「損する事するわけないがいね」と言いました。
この型は理容室経営ですね。理容室もまた大変ですが、小売業もまた大変です。
全然分かっておりません。同じ商売人として悲しいです。
で、皆さんが安く商品を買えて得したと思っているお店がシッカリ儲けており、
皆さんが高いと思う地元のお店が実は赤字なのです。
仕入れ価格の違いですね。
コレだけ言っても信じてもらえないのですけどね。 ・・・
一方的に悪者に言いましたが、大型店は大型店でまたご苦労があるものと思います。私には分かりません。 ・・・
決して否定はしておりません。
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