悩む局面です
今年は1社新たに見積もりを持ってきました。
その値段なのですが、安いのです。困ります。
これまで10年以上も一社からギフトを仕入れておりましたが、そろそろ考える時期かもしれません。
お客様にとって(もちろん当店にとっても)安いのは嬉しいですね。
しかし、そう簡単に変わる事、これまでのなが~いお付き合いもありますし、
しかし、自分の思ったようにしようと思います。今はまだ決めておりません。
しかし、お菓子の前例があるのですが、バツンと替えることによって大きく売上が伸びたのも事実。
いろいろあります。
コロコロ替えるのは信用問題でもあるのです。
つまり、問屋さんを敵に回すか?高いと分かっていてお付き合いを続けるか?なのです。価格だけじゃなく、なが~いお付き合いもあります。
理想はお菓子のように併売、どちらの問屋さんにも旨みのあるようにすることです。
だから悩むのです。
でも時代は変わります。
しかしあまりに変えすぎると「2代目は…」と言われ、信用を失います。
本当はあんまり値段のことを私は言いたくないのです。
今だけ売ろうと思ったら、簡単な事。いい条件いい条件にころころ移り変わっていけばいいですし。でもそれでは続かないです。
この辺が悩みどころです。
でも嬉しいのも嬉しいこと、好条件を持ってきてくれること、一人前の酒販店として認めていただいている証でもあります。
好条件を持っていかない酒屋だってあるんですし。それは…これまでの当店かもしれません。
ま、でもこれまでの問屋さんはチョット高いですね。小売店に全然利益を与えてくれません。安売り店で買ってきたほうが安く仕入れられる現状です。
これからは一番安いお店の価格より安く仕入れられる。そんな当たり前の事、でも消費者は知りません。
「まさか買って来たほうが安い」とは誰も思わず、
ただ単に「地元のお店は高い」と思っていることでしょう。
まあ、問屋さんに気をつけて慎重に行動しつつ、お客さんにも喜んでもらいましょう。
本当は問屋さんに遠慮するのはおかしな話で、お客さんが一番なのです。
お客さんがもう麻痺しておりまして、物が定価だと高いと思うのです。
逆に言うと、お客様が物を定価で買わなくなった、そこから、食品のインチキ、偽装、不正が生じるのです。安く売るために数々のインチキをするのです。
でも昨今の経済状況、給料は増えない(減る?)し、物価は上がるで、
消費者は半ば気付いていながら、安いものを求めるのです。
なかなか見極めは難しいです。自分で考えて、本物でおいしいものを探してください。ただ安いものは誰でも入手できます。(値段だけ見ればいいですし)
商品の中身を考えて、割安か?それを日々考えながら、と言っても難しいですね。
私は考えておりますよ。割安と感じたところをいつもお客さんに提供しています。
キーワードは「安い」ではなく「割安」です。
消費者も私もますます、商品を見る力を養わなければなりません。
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