安すぎる洋服は…
というのは、最近寒さで、昔痛めた、肩がいたむようになったからでした。
妻から言わせると、「寒い店で朝から晩まで仕事しているんだから、洋服にもお金かけようよ」と言うことでした。
一番上に着るもの、温かく軽く丈夫で動きやすいもの、登山のメーカーさんのものを選びました。○万○千円。その下に着るもの○千円。
ココで、私なりに選んだ基準があったのですが、似たような商品が各社あるのですが、「安すぎるもの」は疑うのでした。安さを求め特売品を買ってしまいそうになりましたが、実際に試着してみるとその差を売り場で感じ、体が求めるものを選びました。
決して、私がお金持ちなわけではなく、私の場合、体を壊すと、代わりがいません、その意味では、自分の体をしっかり管理するためには必要な投資だったのでした。
いかにも高価に見えるものは着ません。田舎です。
「いいの気とるじ~」と言われます。やはり、目立たないのがいいのです。
私は最初、この投資がもったいないと思わなくは無かったのですが、妻の言うとおりに、コレまで着たことがないクラスの衣類を着てみると、やっぱり、違うと実感できるのでした。
寒さで体を丸めていては仕事になりません。
お酒も含め、いろんなものに同じように見えてもいろんな価格がついていて、高いものにはわけがあり、安すぎるものにもわけがあるんだと改めて思うのでした。
良くある話ですが、
「上2000円」「中1500円」「下1000円」と品物が売っていると、一般には無難な「中」を選ぶのでした。ただ、今は、その価値が下へシフトして行き、「下」を選ぶことも増えているように思います。ただ、そこで、あんまり安いものを疑う、それも時には必要ではないでしょうか?
で、話を戻すと、当店の商品は「下1000円」を売っている ように見えますが、私の中では「中1500円」のものを「中1300円くらい」で売っているつもりです。少なくとも「上」ではないお店です。
めったに目には耳にはしませんが、
毎日読んでくださるかたがそれなりにいることを感じ、今日も好き勝手に書きます。
安すぎるものは疑いましょう。
地元のお客さんの話ですが、
あの店の 「安い柿かったら、さわし柿って書いてあるのに、ぜんぜん甘くなかった」「あの香箱かにスカスカ」やったとか、私に言われます。
お客さん「おいしそうに見えるげんけど、家帰って食べると、やっぱり美味しくなかった」「やっぱり値段が値段やし、文句も言えんわ」と言っておりました。
ずば抜けて安ければ、文句を言わないのが暗黙の了解で、高くてOUTだったら、文句を言う。これは分からないでもありません。
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