加賀鶴 辛口なのに旨い酒(辛旨)
720ml 1260円→1200円
先日、問屋さんの見本市で、試飲して、話を聞いてきました。
気になったので、少しずつ販売です。
辛口なのに旨い酒
なんと、挑戦的なネーミング と思いました。
まるで、「うちのこの酒以外の辛口は、旨くないよ」と言わんばかりのネーミング。
そうなんです、
辛口のお酒って、一般にうまくないんです。
お酒を辛くしようと思えば、発酵時間を多くとり、糖分を酵母に食べさせれば、甘味が少なくなり、辛口になるんです。
辛くなりますが、甘味と同時にうま味もなくなる、そんな傾向はあります。
石川県のお酒は、全体に、辛口のお酒は少ないので、
良く、お客さんから、「辛口でおすすめは?:と聞かれ、正直困ることが多いんです。
私自身、辛口のお酒が好きではなく、力を入れて販売しているお酒は甘口のものばかりだったりします。
当店のお客さんは、自然とそういうことを知っていて、甘口のお酒が好きな人が多いように思います。
石川県の酒は、辛口ではなく、甘口なところが魅力なんだと思っています。
この、旨辛(うまから)に関しては、それでも、辛口の中にうま味を感じられました。価格も手ごろな純米酒です。
あんまり、辛口辛口 と言わないで、いろいろ飲んでいただけると、幸いです。
私、石川県で酒屋をしていますから、こういうことを言います。
たとえば、新潟県で、酒屋をしている場合は、辛口のお酒に特化して、それらをおすすめすることになります。
もう一度言いますが、石川県のお酒は、甘味やうま味があるのが魅力だと私は思います。
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