酒の宮崎が普通酒、晩酌酒にこだわるわけ
私は思いました。
「みなさんギフト用の高い酒ばかりを売っていらっしゃる、本当にそれで良いのか?」との小さな疑問からです。
高い酒って旨いんです。
でも、普段皆さん飲んでいるのは、現実は「白鶴と月桂冠とか大手の酒ばかりです」
特定名称酒という言葉の意味も知らない方がほとんどです。
当店も現状は白鶴まる2Lで1050円が売れ筋です。正直あんまり売りたくありません。特定名所酒ではないし、糖類が添加されています。
さて特定名称酒は日本酒のなかで僅か3%の消費量と言われています。
とにかく一人でも多くの国民に特定名称酒を飲んで欲しいんです。
特定名称酒を飲むとそれ以下の酒は飲めません。
私は、特定名称酒じゃない酒を飲んでいる方に一人でも多く、特定名称酒に切り替えて欲しいんです。
経済大国日本とは言うけれど、本当に経済大国なのか?と思っています。
安くて酔えればいいんですか?大量生産、工業生産がいいのでしょうか?
ソレラを否定はしません。
でも日本の伝統文化。日本酒が消えようとしています。
日本酒という名の日本酒であって日本酒でないものが世にはびこっいます。
日本酒(特定名称酒)離れの原因は、吟醸酒に偏った、あまりに高価すぎる日本酒が一因ではないかと思います。
私は提案します。1.8Lで1700円ほどの酒でもイイじゃないですか?大手の酒にはない日本の伝統を大切にしたいんです。
吟醸酒は庶民は毎日飲めません。たとえそれが旨いと分かっていても。
だから吟醸酒でない普通酒にこだわるんです。
普通酒においてどれが一番とか無いと思っています。それぞれの地域に根ざした味であり、でんとうがあるんです。
石川、富山の伝統の日本酒を全国のかたがたに飲んでいただければ幸いです。
石川、能登、金沢、富山の晩酌酒、酒の宮崎
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